仮想通貨には昔から興味を持っていて、BitcoinとEthereumには若干投資してみたこともある。その頃色々と調べて技術的にすごく面白いと思ったものの、それ以降はあまり技術動向を調べていなかった。昨年あたりからDeFi(分散型金融)とかNFT(非代替性トークン)とか新しい動きがあることは何となく知っていたが、今回真面目に調べると新しい技術を採用した仮想通貨が思った以上に出てきているためまとめてみた。
Bitcoinの新しさは、悪意のある人がいても書き換えることができないブロックチェーンの発明であったが、そのコンセンサスアルゴリズムであるPoW(Proof of Work)はコンピュータリソースと電力を大量消費するということで最近あまり評判が宜しくない。Ethereumはブロックチェーン上で動作する分散型アプリ(Dapps)を作ることができるため、最近のDeFi、NFTはいずれもEthereum上で動作するものが多い。このためいずれEthereumがBitcoinの地位を奪うかもしれない、とは思っていたが、最近では「Ethereum Killer」と呼ばれる仮想通貨が幾つか登場し、これらの価格が大きく上昇している。
これらの特徴はいずれもEthereumと同様にブロックチェーン上に分散型アプリを構築できることで、今後のDeFi等に対応できることと、もう1つはコンセンサスアルゴリズムがPoW以外のものになっていること、更にはこれまでの仮想通貨の弱点であった単位時間当たりの取引量が少ないことを改善しているところにある。
その1つがCardanoで、Ethereumの創設者の1人が創設したものだ。第三世代ブロックチェーンなどとも呼ばれているようだ。コンセンサスアルゴリズムはPoS(Proof of Stake)で、その仮想通貨を多く持っている人がより承認する確率が上がるというような仕組みである。現在(2021年9月上旬)は分散型アプリを構築できる仕組みはまだ整っていないようであるが、仮想通貨の総額ランクでは既にBitcoin、Ethereumに続く3位まで上がってきている。下は各種仮想通貨の総額ランクのサイト。

なお、PoSのコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨では、ステーキングに参加することができる。ステーキングとは、Bitcoinにおけるマイニングと同じもので、要はある程度以上のPoSを採用した仮想通貨を持っていると、PoSに参加することで更にその仮想通貨を獲得することができる。これは何となく銀行の利息を思わせるもので、お得感がある。例えば、Moonstakeという仮想通貨ウォレットを使用することでこのステーキングに参加することができる。もちろんCardano、Polkadotといった仮想通貨を保有することが前提となる。下はMoostakeのサイト。但しステーキングに参加すると、ある一定期間ステーキング中の仮想通貨を換金や他の仮想通貨に変換することができなくなるようだ。これは値動きの激しい仮想通貨においては、ある程度のリスクとなりうる。
Cardano以外にも、Solana、Polkadotといった新しい仮想通貨が出てきて、これらも最近かなり価格上昇している。これらが本当にEthereum Killerになるのか、一時的なブームで終わるのか、今後の成行きを見守りたい。
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