2023-07

IT

機械学習における変数選択手法:BorutaShapを試してみた

機械学習による回帰性能を向上させるためには、説明変数(特徴量)を適切に選択する必要がある。これを自動化したライブラリとしてBorutaが知られている。今回、Borutaのアルゴリズムを用いてShapley Valueで説明変数を選択するBorutaShapというライブラリが公開されているため、試してみた。使う上で幾つか修正が必要であった。動かした感想としてはBorutaよりも少し優秀かもしれない、しかし計算時間はBorutaよりも掛かる、という結果であった。説明変数の数が少ないと計算時間が気にならないので有効かもしれない。
IT

ChatGPT CodeInterpreterをつかってみた

ChatGPTの新機能(β版)のCode Interpreterを試してみた。日本語で適当に指示をするだけでPythonのコードを書いて、図を自動で作成してくれる。なかなかシンギュラリティを実感させてくれるものとなっている。しかし、自信たっぷりに嘘をつくので、中身については十分確認をする必要がある。
投資

米国発金融危機@2023は起こるのか

昨年末から今年前半にかけて、金融機関の破綻や危機が続いた。金融システム自体が危機に瀕しているという見解も散見される。米国発の金融危機について調べてみた。今年から来年にかけての危機を予測する意見は結構多く、調べた範囲では主流派に見える。色々なことが起こることを想定して可能な範囲で自衛措置を取った方がよさそうだ。
IT

ベイズ最適化で新材料を開発する

適応的実験計画法により機械学習を活用して効率的な開発が可能となる。その中でも重要な役割を果たすのがベイズ最適化である。ベイズ最適化により、新しい実験条件を提案していくことになるためだ。そのためには獲得関数というものを設定してそれに従って新しい条件の重み付けをしてやることになる。獲得関数としてすでに色々なものが提案されており、その代表格はEI(Expected Improvement)で、性能の改善幅の期待値のような概念となる。