2022-10

IT

AIを用いて新しい物質を開発する(2)

材料開発をするためには、目的変数をうまく説明できる説明変数とそのモデル化が必要となる。モデル化の手法については現在かなり進んでいるが、材料を説明変数に変換する手法はまだあまり進んでいない。特に無機系の材料については説明変数への変換が難しく、このためか国内でも無機系材料のMaterialsInfomaticsは検討があまり進んでいないように思われる。
IT

AIを用いて新しい物質を開発する(1)

Materials Infomaticsとは、情報工学の力を利用して材料開発を効率的に進める方法である。この1つとして適応的実験計画法というものがある。既存のデータを活用してよりよい結果が得られる実験条件を探索し、これに基づいて実験する方法である。このような手法を用いることで材料開発が少ない実験数で可能となる可能性がある。
アンチエイジング

Super Agers(スーパーエイジャー)を目指す

海外ではスーパーエイジャー(実年齢よりも数十歳若い外観と中身を持つ高齢者)の研究が進んでいる。これによると、精神的、肉体的に適度なストレスを掛けることが有効とされている。また端的にはVO2max(最大酸素摂取量)を向上させることが種々の疾患を防ぐとされている。ノルウェー科学技術大学のサイトには現在の推定年齢の計算機も実装されている。
IT

AIによる自動プログラミング

AIによる自動プログラミング(コード生成)サービスが始まっている。最近リリースされたAI Programmerを試してみたところ、簡単なものであれば確かに自動でプログラミング可能である。現在はやはり簡単なものしか正確にはできないようだが、未来感が感じられるサービスで今後の精度向上が楽しみだ。