最近のVR端末2種

各種ガジェット類には昔から興味があり、3年ほど前にはクラウドファウンディングでAR(現実拡張)グラスを買って試したりしていた。残念ながらこのARグラスは実際に画像を見るにはちょっと辛いものであったが、最近VR端末にまた興味を持って、購入してみた。

まず買ってみたのは、DPVR-4D proというもの。中国製のようで、種々のVR動画を観察することができる。その1つとしてアダルト系のVR画像も見ることができる、となっている。Amazonで買おうとしたら売切れになっていて、暫く待っていると10台だけ入荷されたが、それもすぐ売切れとなった。それなりに人気は高いようだ。

約45000円で購入して実際に試してみた。VRの性能は結構高いとの印象だった。しかし、中国製であるためか結構ソフトの作りが粗く、頻繁にエラーを起こす。イライラしながらVRを楽しむ、というイメージとなる。また、画像に比べて音声が弱く、このままで映画などを見るのはちょっとどうかな? という感想であった。一番困ったのは、Home画面上からログインする必要があるのだが、IDとPWを入力しても、理由不明のエラーが起こってログインできなかった。下のサイトはログインの案内であるが、この通りにやってもログインできない。ログインできないとやれることに制限ができてしまい、サポートに連絡したものの1週間経過しても返事も返ってこなかった。こうなると不満も出てきて、では別の端末を試してみようか、という気になった。

DPVR 4D ⦅ L.A.B ⦆
新機能を搭載し、VRに特化したDeePoon

調べてみると、MetaのQuest3が昨年秋に市場に投入されたようで、今度はこちらを試してみることとした。こちらはAmazonで128GB容量のものが約75000円と、かなり値段が張る。しかし製品評価は高そうなので、買ってみることにした。

届いたMeta Quest3を試してみると、正直DPVR-4D proとは雲泥の差であった。完成度が高くてストレスなく使用でき、音声も各段に優れている。何より驚いたのは、MR(Mixed Reality)で、HMDを装着すると部屋の向こうが透けて見えて、そこに画面が投影されるようなイメージになる。実際にはHMD全面にカメラが付いていてそのカメラ画像と画面とを合成しているのだろうが、部屋の様子がかなり鮮明に見えるため感動する。手に付けるコントローラの操作もわかりやすく、これならこの値段を出す価値はある、という印象であった。

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ついに発売したスタンドアロン型VR/MRヘッドセット「Oculus Quest 3」の先行レビューをお届け。「しばらくQuest 2のままでいいや」──それは甘い考えでした。

但し、まだ2日間しか使用していないが、HMDの圧迫感は感じた。装着の仕方がまだうまくいっていないのかもしれないが、これでは長時間の使用はちょっと苦しい、という感じがした。調べてみると圧迫感を軽減できるストラップも公式サイトから提供されているため、これを試してもよいのかもしれない。これだけで1万円以上と値は張るものの。

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Meta Quest3には、無料でAsgard’sWrath2というゲームが使用できる。ということでダウンロードしてみようとしたが、容量が30GB程度とかなりデカい。Quest3の容量が128GBなので1/4を占めることになるため、とりあえずは見送った。評判は悪くはないようだが、最近あまりRPGもやっていないし、長時間の使用は難しそうなのでヤムナシとした。YouTubeなどの動画も普通に大画面で見ることができるので、暫くは遊べそうな気がする。

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