以前は西日本に住んでいたので出張などの時にしか富士山を見ることはなかったが、関東に住むようになると富士山を見る機会が増える。これまで2年前から神奈川県に住むようになり、より身近になった気がする。本当は部屋から富士山が見えるようなところに住みたいが、どこに住んだら見えるのかもよく把握していなかった。今回たまたま下の富士山が見える範囲のマップを入手し、これを元に茅ヶ崎に行って実際の状況を確認してみた。
このマップを見ると、神奈川県でも相模原市、厚木市、伊勢原市からは富士山が見えにくいことがわかる。恐らく間にある大山が邪魔をしているのだろう。逆に、海老名よりも南側からはほぼ全域で富士山が観測できることもわかる。これを見ると一番安定しているのは茅ヶ崎市、平塚市に見えることから、実際に一泊して色々なところからの富士山の見え方を確認してきた。
辻堂駅の近くにホテルがとれたのでまず辻堂駅から。ネット情報では駅の連絡通路から富士山が見えるとなっていたが、恐らくその後マンションが建てられて駅からはほぼ見えなくなっていた。海まで行くと恐らく見えると思われるが、今回は天気の都合で確認できなかった。
次に茅ヶ崎駅。やはり駅からは高い建物が邪魔をして見えない。海岸まで行くとはっきり見えた。本当はカフェで一服しながらのんびり眺めたいものだが、そのようなカフェはないようだった。ネット上にサザンビーチカフェからは見えるとの情報があったので実際に行ってみたが、全くの誤報であった。下は今回の旅で最も綺麗に取れたサザンビーチからの一枚。
次に平塚駅にも行って確認してみた。やはり駅からはほとんど見えない。平塚海岸へも行ってみたが、茅ヶ崎よりは見えにくそうであった。今回藤沢駅周辺は確認できていないが、やはり高層ビルが多いので街中から見るのはちょっと難しいかもしれない。
上の富士山眺望マップによると、かなり広いエリアで見えることになっているが、旅行者としていくと、建物との関係でなかなか良い場所を見つけるのは難しいという印象であった。富士市まで行けば確実なのだろうが、そこまで行くのは時間も費用もかかるので、神奈川からの絶景スポットを探す旅は今後も続きそうだ。最終的には部屋から富士山が見えるホテルを見つけることが目的となる。
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