仮想通貨ステーキング

仮想通貨(暗号資産)の新しいものが増えている。前回それについて述べた(下を参照)。コンセンサスアルゴリズムとしてPoW(Proof of Work:いわゆるマイニング)に替わってPoS(Proof of Stake:仮想通貨を持った人がコンセンサスアルゴリズムに参加し、報酬を得る)のものが増えている。PoSに参加して報酬を得ることをステーキングと言う。その後、実際にステーキングをやってみたので、その状況を記載する。

ステーキングの可能な仮想通貨、例えばCardano、Polkadot、IOSTなどを所有し、ステーキングの可能なウォレットにその通貨を移動させ、ステーキングの手続きをすることでステーキングが開始される。今回はMoonstakeというウォレットを利用した。因みにMoonstakeを作ったのは日本人の方のようだ。仮想通貨関係の開発で日本の存在感が低いのでちょっと嬉しい。Moonstakeで、ステーキング情報として、ステーキングによる報酬が記載されている。下は実際の画面だが、低くても約4%、高いものでは10%以上という銀行金利からすると考えられないような数字が並んでいる。但しここの数字はAPY(Average Percentage of Yield)というもので、複利計算をした数字ということだ。銀行金利等と単純に比較できない形になっているが、その下のサイトによると、利息12%がAPYでは12.75%になるということなので、その程度の違いのようだ。ただ、よく見ると手数料も記載されているのでバリデータ手数料を差し引かれるようだ。バリデータというのは、ステーキングに参加する人をある程度まとめて処理する機関で、そのためのコスト(サーバや開発費)を負担するという仕組みとなっている。

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実際にステーキングしたのは、CardanoとPolkadot。特にPolkadotはAPYが13.6%と非常に高い数字となっている。手数料については、Cardanoの場合APY3.9%に対して手数料2.5%、PolkadotではAPY13.6%で手数料はバリデータによる、と記載されているので具体額は不明。結構手数料は取られてしまう。Moonstake社もバリデータをやっていて、ウォレット自体は無料で収入はバリデータとして得ている。

なお、ステーキングには色々制約や決まりがあり、上の2つの通貨について述べると、Polkadotはステーキングするとその部分は自由に売買することができなくなり、ステーキング解除手続きが必要となる。更にこの手続きに28日を必要とするので、流通性が低下する。また、実際にステーキング報酬を得るためには手動で報酬を得る手続きが必要で、ステーキング報酬発生後84日までにその手続きをしないと報酬を受け取れなくなってしまう。Cardanoはそのような制約がなく、ステーキングしていても売買可能で、報酬は自動的に受け取ることができる。APYの高いものは制約が多いということなのだろう。

仮想通貨の場合、その通貨の価値自体の変動が大きいのでリスクは当然ある。ステーキングにより通貨量が増えているので、インフレ圧力が常にかかっているいるとも言える。しかし特に新興通貨であれば一攫千金のチャンスもあり得る。EthereumもPoWからPoSにコンセンサスアルゴリズムを変更しようとしているので、今後は恐らくこちらが主流になっていくのだろう。もう少し色々な通貨を少しずつ持って遊んでみようかと思う。

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