以前からブロックチェーンと仮想通貨(暗号資産)に興味があり、若干のトレードなどをしていた。当初はビットコインから始まったブロックチェーンベースのシステムがどんどん広がっていき、昨今はNFT(非代替性トークン)がバズワード化している。P2E(Play To Earn)等の言葉も広がり、今後は株式市場の代替等きわめて大きなポテンシャルを持っている。
これらの情報はTwitterで最も広く流れているように思われるが、Twitterのハンドルネームでxxx.ethのような名前を使用されている方がいて、.ethとは何のことだろうか? と思っていた。paji.ethさんのTwitterでこれが解説されていて、ENSであることを知った。ENSは標題に挙げている通りイーサリアム・ネーム・サービスを意味する。ENSはインターネットにおけるDNS(ドメイン・ネーム・サービス)の概念をブロックチェーンに拡張したようなものである。
イーサリアムで支払いをする、あるいは支払いを受けるためには個人のウォレットのアドレスを提示する必要がある。このアドレスはランダムに近い英数字の組合せで42文字もある。もちろん1文字異なっても支払いはできないので通常はコピペで行うことになる。しかしコピペしても心配なので特に多額を送付/受取するときには何度も確認しないといけないが、これはなかなかシンドイ作業となる。ENSはこのウォレットアドレスを短い単語で表現することができ、これであれば覚えることも可能だ。現在ENSはイーサリアムベースで作られているのでイーサリアムの授受に使えるのはもちろん、用途は広がりつつあり、メタマスク、OpenSea、UniswapなどのいわゆるWeb3系のサービスに使用することができる。今後更に広がっていくのであれば自分の名前や印象的な言葉でENSを取得することに意味はありそうだ。
ENSはイーサリアムをベースにしており、イーサリアムで購入することができる。昨年の夏バドワイザー者がbeer.ethのENSを30イーサで取得したことが話題になった。30イーサは当時の価格で約1000万円に相当する。大企業なので話題性等を考えると1000万円でも特に高くはないのだろうが、個人が購入するにはちょっとシンドイ額である。

しかし、ENSは文字数と使用期間で価格が決まっており、3文字で年間640ドル、4文字で年間160ドル、5文字以上であれば年間5ドルとなっている。イーサリアムで支払うことになるためこれ以外にガス代が必要となる。ガス代は何年で契約しようが一定額となる。仮に10年使用するとしたとき、3文字で約83万円、4文字で約21万円だが、5文字であれば約6500円と激安となる。やはり簡単な文字ほど高価格となる。しかし5文字でも十分覚えられる名前をつけることは可能なので5文字で登録することにした。登録方法の詳細は下のサイトに記載されている。

上記の手順に従って作ってみた。登録が被らないように、既に登録している名称は登録できなくなっている。自分の名前と苗字を調べてみたがどちらも既に登録されていた。そこで苗字+名前の1文字を取って5文字として登録した。年数は取り合えず5年間としてみた。ガス代を含めて3500円ほどであっさり登録できた。ENSはDNSと同じようにサブドメインも作ることができ、例えばxxx.ethを保有しているときには、bitcoin.xxx.ethのように先頭に任意文字を付けたドメインも作れるようだ。ウォレットと紐付けなのでその分ウォレットも沢山持つような場面ではいいのだろう。個人でそのような場面があるかはよくわからないが。
また、このENSは実はNFTであるらしい。NFTは通常イラストのようなイメージがあるが、文字もNFT化することができ、ENSで作成した.ethのドメインはNFTとなっていて、その気になれば売買も可能ということだ。またブラウザの種類を選ぶものの、Webサイトのドメインとしても使えるそうなので、DNSの進化形と捉えることもできそうだ。
こうやってWeb3に使用できるENSを持つと、今度はWeb3系のサービスにも登録してみたくなる。今後登録したときにまたその状況をレポートするかもしれない。
#ENS #NFT #ブロックチェーン

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