最近仮想通貨(暗号資産)の価格が大きく低下している。今後どうなっていくかについては、色々な人が色々な思惑で色々な予想をしている。しかし、この手の予想は下落状態にあるときは悲観的な予想が並び、上昇状態にあるときは楽観的な予想が並ぶ傾向があり、あまり信用できない。その中でちょっと面白そうな予想があったので、注目してみた。
ビットコインや金、特に米国の株価などはここ10年近く上昇を続けている。米国経済は必ずしも不調ではないものの、実体経済の伸びと比較してこれら金融資産の伸びが大きいことが指摘されている。下のサイトは米国におけるバフェット指数(株価のGDPに対する比率)が2021年に過去30年で最高レベルまで上昇していることを示している。


このように金融資産の価格が大きく上昇する理由として、世界中の各国が金融緩和して市場に過剰にマネーが流れ込んでいる影響が考えられる。新型コロナ騒動の以前からその傾向はあったものの、新型コロナによる種々の規制に対する救済あるいは対策としてバラマキが行われている。以前記載したが、世界中のGDP(実体経済)の伸びに比較して金融経済市場の伸びは著しく、実体経済の2倍以上の規模となっていると思われる。
ところが、恐らくその影響もあって最近インフレが激しくなってきた。日本でも最近耳にするようになったが、米国では既に8%以上のインフレ率となっており、これを抑制するため金融引締め策が取られるようになってきた。これまで市場にマネーが供給され、それが株価やビットコインに流れていたが、そのマネーが絞られてきたので、これによりこれら金融資産の価格が下がる傾向になる。実際に米国の特にテックジャイアント(いわゆるGAFA)系の株価も大きく低下してきている。
この辺りを指摘したものが比較的少ないように思えるが、下のサイトは米国ハイテク株とビットコイン価格との相関係数が0.99に達する(1が完全に一致する状態)こと、その原因として米国の利上げの動きを指摘している。

このサイト内に、「The Economic Forecast Agency」という予測機関のビットコインの今後の価格予測が記載されている。これによると、年内は低迷するが2024年には1000万円に達するという予測となっている。またこの記事の中に別の興味深い記載があり、「暗号通貨交換プラットフォームの「Bitstamp」が世界中の5,500以上の機関投資家を調査したところ、彼らの88%が暗号通貨が最終的に伝統的な証券を追い抜くと信じていることを発見した。」となっている。そのレポートの内容については下のサイトでもう少し詳しく述べられている。

実際のBitstampの記事には簡単にアクセスできないため確認できていないが、暗号通貨(仮想通貨)が伝統的な証券を追い抜くとすると、その市場規模は現在の10倍以上になる筈である。そうであればビットコインの価格が1000万円以上になるというのも納得感がある。
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