AIツールの進歩は目覚ましく、人間がこれまでやっていたことを自動化してくれる。入力したテキストファイルから自動的に絵を書いてくれるDALL-E mini、絵をアップロードすると自動で着色してくれるPetalica Paintなどをこれまで紹介してきた。
今回は、PCの複数の操作を自動的に行ってくれるAIが開発されたそうだ。名前をACT-1といい、Adeptという会社が開発したものとなる。これはChromeの拡張機能に接続されるということなので近いうちにChrome拡張機能として公開されるのかもしれない。基本的な考えかたは、PCを操作する際のインターフェイスを自然言語に近づけるもので、例えばブラウザ上で知りたい情報を入力すると、それに対する複数のソフトウェアにまたがる操作を自動的に実行してくれるようなものである。Adeptの製品紹介ページの例では、「場所と予算を明示した家を見つける」ことを入力して、あとはACT-1が自動的に条件に適合する不動産を見つけてくれる様子が掲載されている。

従来は複数のWebページを行き交って検索を繰り返さないといけないが、これらが自動化されるということだ。ACT-1はTransformerを用いたモデルでできているということで、Chrome拡張機能としてユーザーの操作から学んで更に賢くなっていくということだそうだ。
Adept社によると、今後は、現在のGUI(Graphical User Interface)を用いたインターフェイスから自然言語を用いたインターフェイスに切り替えること、ドキュメント、マニュアルの駆逐、初心者がトレーニングを経ることなくいきなりパワーユーザーになること、等を目標としている。
確かに便利な世の中になり、色々なことが可能になっているが、その操作方法を一々覚えることはユーザーにとっての負荷となっている。いわゆる情報弱者が存在するのもこの壁が原因の1つになっていると思われる。あらゆる操作が言葉でできるようになればユーザーにとっては福音となる。ただ、上のAdept社のデモページの入力がテキスト文書入力になっているのはちょっと気になる。上のような未来を踏まえた上では、ここはやはり音声入力でやってほしかったところではある。いずれにせよ、このようなものを無料あるいは廉価で提供してくれると有り難い。
#ACT-1 #PC操作の自動化

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