これまであまり興味なかったが、最近株式配当率を調べていて国内の海上輸送会社を中心に年間20%近い配当を出している会社があることに驚いた。いわゆる大企業を見ても、JT(日本たばこ産業)が約7%、ソフトバンクは6%弱と銀行預金の金利と比較すると非常に高い。また銀行も意外と高配当で4.5〜5%となっている。国内上場企業の平均としても2%近くあるようだ。このような数字を見ると銀行預金をしているのが馬鹿馬鹿しくなってくる。

国内最大の銀行である三菱UFJ銀行の配当金の推移は下の図のようになる。その下のブログから持ってきた図である。多少の増減はあるものの、2010−2018年で平均約4%の配当率となっている。


その一方で株式は短期間に株価が半分になるようなケースもあるため配当目当てで株を買うのはそのリスクを背負うことになる。ついでに銀行の株価も調べてみた。下の図はその下の楽天証券のサイトから持ってきたもの。


縦軸は2007年の株価を100とした相対値になっている。2009年のリーマンショックのときに大きく株価を下げて以降大きく変化していないようだ。しかしよくみるとやはり数年で20〜30%の株価低下はありうるようになっている。逆にこれだけ安定的に配当しているのに株価が全く上がってこないのが不思議に感じられるくらいだ。
色々と考えているうちに資本利益率というものが気になってきた。銀行のビジネスモデルは資金を集めて運用することで利益を上げるというもので、その銀行が平均4%の配当を可能にしているということは銀行にとっての資本利益率は確実に4%以上ということになる。現在の貸出金利は0.4%程度であるにも関わらず。実際に三菱UFJの連結純利益額は2022年度に最高を記録し、1.1兆円に達したそうである。通常の銀行業務以外にも証券業務もやっているし、海外展開もしているのでそれらを込みにした数字ではあろうが。下の記事によると、三菱UFJの純利益額の資本総額に対する比率は約6.5%となる。金利だけでなく色々と手段を尽くせば資本利益率はこの程度にはなりうるということなのだろう。
#資本利益率 #配当率

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