先月、政府の地震調査委員会よりの発表で、今後20年間に南海トラフ地震が起こる確率が60%程度に引き上げられた。20年で60%と言ってももう一つピンとこないので、毎年発生する確率が同じであると仮定して1年当たりの発生確率を計算すると1年当たり約4.5%となる。2023年に4.5%の確率で大地震が来るというと、ちょっとドキッとする。今回は、日本で発生する大地震について調べてみた。

政府の中央防災会議によると、大規模地震は南海トラフ地震だけでなく、首都直下地震、三陸~北海道付近のものも想定されている。首都直下地震も30年以内に70%、三陸~北海道付近に至っては30年以内に99%発生するとされている。これだけを見ても、日本に住む限り大地震のリスクはあることがわかる。下は中央防災会議の資料よりの引用した図。

https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/model/1/pdf/2.pdf
中央防災会議は上に記載された地震を検討対象としているにも関わらず、普段目にする情報は南海トラフ地震に関するものが多い。その理由を調べたがよくわからなかった。但し上の中央防災会議の資料中に、南海トラフ地震は正確には南海、東南海、東海の3ヶ所に分けられ、過去その2つ以上の箇所において近接した期間内に大地震が発生していたことが記載されており、そのような場合のリスクが大きいと考えているのかもしれない。
ちなみに日本国内でこれまでにどの位の大地震が発生しているかについては、気象庁にデータが記載されている。死者100人以上を出した地震は、記録のある1872年以降で15回起こっている。1872~1900年に5回、1900~1950年に10回、1950~2000年に4回、2000年以降1回という状況で、全体的には減少している。これは恐らく戦後建築物が頑丈になって燃えにくくなっているためと思われる。しかし過去を振り返ると1940年台だけで5回を記録しており、この時には毎年のように大地震が起こっていたことになる。その一部が南海トラフ地震で、この1940年台に南海地震と東南海地震が2年差で発生している。ここから約80年が経過しているためにそろそろ起こるのではないかとされている。
一旦南海トラフ地震が起こると、震度7レベルの大地震の可能性があるとされている。気象庁には過去の地震状況のデータベースがあり、下の図はそれを用いて震度7以上、1919年以降で検索した結果となる。6ヶ所(熊本は2つが重なっている)が記録されているが、実はすべて1995年以降のものとなっている。過去約100年で発生した震度7以上の地震は全てここ30年に起こっているということで、不気味なデータではある。前述したように近年は死者が多量に発生する災害は減ってはいるものの、地震規模は何故か大きくなっている。

それではいつ南海トラフ地震が起こるのか、ということになる。これは分からないとしか言いようはないものの、預言者、予想者は現れている。立命館大学の特任教授の方はこの1~2月が危ういとしていて、下の記事になっている。ネットを検索すると未来人が予想した時期なども記載されている。

予言の話になると技術とは全く関係なくなるが、これもネット上で話題になっているものとして、2011年3月の大震災を予言した漫画の存在が挙げられる。TV番組等でも取り上げられているので知っている方も多いかもしれないが、その作者が2025年7月に大津波が来ると予言している。南海トラフとは言っていないが、地図的には近い位置となっている。1度的中しているだけに、真偽はともかくとして気になる予言ではある。下はAmazonで販売されているその作者の予言本となる。
#南海トラフ地震 #私が見た未来

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