最近何かと話題のChatGPT。これまでも使ってはいたものの、GPT3.5であり、また何故か日本語で入力するとエラーが頻発したため英語でしか実質使えていなかった。最近ChatGPTにCode Interpreterという新機能が加わったという話を聞いて、使ってみることにした。この際、有料プランに登録しないと使えないため、有料プランにも登録した。月額20ドルで、現在円安のため月に2800円程度となる。
有料プランに登録すると、GPT4を使用することができるようになり、GPT4では日本語で何の問題もなくやりとりできるようになった。Code Interpreterについても、有料プランに登録した次の日から使用可能となった。早速試してみた。下がCode Interpreterの入力画面。下のプロンプト入力欄の左に+マークが付くところが特徴となる。ここを押すとcsvファイル等を送付することができる。

今回はcsvファイルの処理ではなく、図を作らせてみることにした。まず通常のGPT4で「xの範囲が0~1, y=a*b, a+b=1を満たすような図を作って下さい。」と入力すると、「私はAIであり、テキストベースのモデルであるため、直接的な図を作成する能力はありません。しかし、あなたがどのように図を作成するかについては説明することができます。」と返答してどのような図になるかを説明し始める。しかし、Code Interpreterで同じことを入力すると下のように勝手に図を描写してくれる。こちらの指示のxの範囲が0~1というのは本当はaの範囲が0~1の間違いだったのだが、間違いもちゃんと修正してくれているところが素晴らしい。

更に、「この図に、y=(a*b)^2, y=sqrt(a*b)の図も追加してください。aの範囲、図のyの範囲はこの図と同じです。」と指示すると、下のような図を作ってくれる。

x軸、y軸の指定や凡例の指示等全く必要なく、適当に指示するだけで勝手にそれなりの図を作ってくれるのは有能だ。更に、「show work」をクリックすると下のようにpythonのソースコードも出してくれる。

ここまでくると、簡単な作業はもうプログラミングする必要もなくなる。現状、ややこしいプログラミングはまだ難しそうなので、作業を選ぶ必要があるし、自信たっぷりに嘘を言うのでそれを見破れる眼力(基礎知識)が必要ではあるものの、使いようによってはすごく役に立ちそうだ。これなら月額20ドルもすぐに元が取れそうな気がする。
下が自信たっぷりの嘘の実例。「ポリエチレングリコールの構造式を教えてください。」と入力したところ、下のような構造式を示してきた。これはO(酸素)に2個のH(水素)が結合していたりCとCの間にHが結合していたりして、明らかな大嘘である。このくらい大嘘だとすぐに気が付くが、微妙な嘘を返されるとすぐには気が付かないかもしれない。

考えてみると、Google検索はそれっぽい知見の集合を返してくれるので、それを幾つか見て比較することで間違いを検出することができる。集合知になっていると言えないこともない。それに対してChatGPTはそれ自身の回答しかないので、他と比較することができない。このため、自分で自信のないことに関しては慎重に対応する必要がありそうだ。そのまま試験のレポートにしたりすると足元をすくわれることもあるように思える。
しかし、技術としては極めて面白く、何となくシンギュラリティを身近に感じさせてくれるものと言える。今後しばらく遊んでみることとしよう。
#CodeInterpreter #ChatGPT4

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