3Dプリンタで車をつくる

以前、「2030年:全てが「加速」する世界に備えよ」という本を読んだ時に、既に3Dプリンタで従来よりも廉価に早く建造物を作ることが可能で、既に実際に作られているという話が出ていた。では車はどうなんだろう? と思って調べてみると、車の世界も結構進んでいることが分かった。以下に例を示す。

まず、80%の部品が3Dプリンタで製造されたバスで、しかも自動運転するものが実用化されていた例。低速で、恐らく限られた範囲を動くようなものとは思われるが、それでも素直に「スゴイ!」と思える技術だ。製造しているのは米国アリゾナ州のLocal Motorsで、ベルギーや米国で既に稼働しているようだ。最近トヨタを含む日本の会社がこの会社に投資を始めたとのこと。

続いてはボディを3Dプリンタで製造した電気自動車。3Dプリンタを使用することで構造の自由度が高くなり、廉価に製造できるらしい。安全性に関わるシャシーや骨格部分は従来の鋼材が用いられている。2人乗り、最高速度70km/h、航続距離150kmのスペックではあるものの、約100万円ということなので軽自動車感覚で買える価格となっている。YoYoという名前が付いているので、興味のある方は調べてみるといいかもしれない。これは香港系の会社が作っている。

ここまでは3Dプリンタで樹脂を成型するイメージだが、最近は金属の3Dプリンタ技術も進歩している。最後はやはりテスラだろう。テスラがModel Yのアンダーボディの金属部品を金属3Dプリンタで製造することを検討している。

自動車産業は日本の産業構造の中核部分と思われるが、このような動きが米国と中国(香港)から起こっていることを見ると、かなり心配になってくる。既存自動車会社の現在検討中の3Dプリンタ技術活用についてもVW、BMW、GM、ベンツと欧米系が並んでいる。どこかでGame Changeが起こらないか心配になってくる。

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