脳腸相関で若返る

数年前に胃腸系に関する大病を患い、それ以来胃腸の健康に気を使うようになった。特に腸がうまく働くような食生活を心がけている。腸が色々な面で重要な臓器であることが最近言われている。最近では脳腸相関という言葉も用いられる。腸は独自の神経系を持ち、脳の司令がなくとも動くことができる。更に脳と腸とはお互いに情報や物質を伝達しあっているようだ。これはここ10年位に急速に注目を浴びるようになった分野で、面白いのは腸に棲むいわゆる腸内細菌が脳の働きに影響を及ぼすこともマウスの実験では確認されている。人間でも乳酸菌を摂取することでストレスが軽減されると、ヤクルトがレポートしている。

脳腸相関④:乳酸菌が脳腸相関に及ぼす影響(前編) - ヤクルト健康コラム - ヤクルト健康コラム
プロバイオティクスの可能性  ストレス関連疾患として知られる...

腸内には、100兆個以上もの膨大な細菌が棲みついているとされている。人間の細胞の数が数十兆個とされているので、細胞数よりも遥かに多い。人間の腸はテニスコートほどの広さがあるとされ、そこに100兆個以上の細菌が棲みついてそれぞれに活動している。この様子を腸内フローラなどとも呼ぶ。腸内フローラは人により、食べ物により、環境により、年齢により変化し、一般には年を取るほどに悪玉菌と呼ばれる一群が増加するとされている。

この腸内細菌を制御する方法として、最近糞便移植が用いられ、最近の論文では、若いマウスの糞便を老齢マウスに移植することで老齢マウスの認知機能と免疫機能が上昇することが報告されている。これはスウェーデンの大学からNature Agingに報告され、下はそれを取り上げた別のサイトの記事。

調べてみると、このような報告は他にもされているようだ。下は英国の大学が2019年に報告したもので、これによると若いマウスの糞便を老齢マウスに移植することで老齢マウスの免疫系が活性化されたそうだが、これ以外にも老齢マウスを若いマウスと一緒に飼育するだけでも同じような効果が得られたという。

お探しのページが見つかりません | 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

あくまでもマウスの結果なので、人間でどうかというのは、今後の検証を待つということだろうが、高齢者を老人ホームに押し込めるのはあまり良いことではないように思われる。寧ろ子供と一緒にすることで高齢者も元気になりそうな気がするのは自分だけではないだろう。

#腸内細菌 #糞便移植 #若返り #腸内フローラ #脳腸相関

コメント

タイトルとURLをコピーしました