「モノ消費からコト消費」と言われて久しい。特に若い世代を中心にモノを所有するよりもモノを使用すること、体験することに重きをおくようになり、モノが売れにくくなり、体験できるサービスが増えている。シェアリングエコノミーの拡大等という形でもこの傾向が現れている。このようなサービスの1つの形態としていわゆるサブスクリプションサービスがある。一定金額を支払って手に入れるサービスであり、新聞、ネット回線等のインフラ消費に見られる「定額契約」と概念は似ているが、定額契約よりもIT技術等を使って顧客満足度を上げていこうという姿勢が目立つところが違いのようにも思える。
今や何が何でもサブスク化されているが、その中でこれまであまり見なかったようなサービスを見つけた。「Casie」というスタートアップ企業が手掛けているサービスで、月額2200~5500円を支払うことで自分の好きな絵を届けてくれるというものだ。価格は主に絵画の大きさで決まってくるようだ。サービス名もCasieで、貸し絵から来た名前と思われる。最初に登録するときに幾つかの質問に答えていくと、おすすめの絵を自動的に選んでくれる。3300円のプランに加入して試しに自動で選んで貰ったが、送られて来た絵は残念ながら自分の指向とはちょっと違っていた。この時には「この絵がいい」と指定すると無料で交換してくれた。

こうして絵が送られてきて1.5ヶ月ほど経過した。このサイトは画家の方々を応援するという意味合いも強いため、比較的若い作家のものが多いように思われる。下は現在飾っている絵で、色合いが美しいため気に入っている。
暫くはこの絵でいこうと思うが、他の絵がよければ交換できるし、この絵が気に入って購入したいと思えばそれも可能である。アートを気軽に身近に置けるようなサービスが他にもあるのだろうかと思って少し調べると、下のサイトを見つけた。全てサブスクというわけではないが、定額で絵画を手元におけるサービスは幾つかあるようだ。画廊に行くというようなことはあまり気軽にできることではないが、アートへの敷居を下げるという意味でもこのようなサービスは有難いように思う。

AIのような技術が進展して、人間が行うことを機械が代替できる分野が広がっていったときに、アートの分野はAIに比較的代替されにくい分野ではないかと思われる。そのような意味でアートの位置づけは今後重くなるのではないかという気がしている。
#Casie #サブスクリプション

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