最近引越を頻繁にしている。ここ7年ほどの間に7回の引越をして、2日前に新居に越してきた。今回管理会社から消防法上、カーテンは防炎カーテンにしてくれ、と言われ、防炎カーテンを買って取付けた。
恥ずかしながらこれまで防炎カーテンというもの自体を殆ど認識したことがなかった。管理会社から、消防法で決まっている、と言われて、調べてみると確かに消防法上高さ31m以上(概ね11階以上)の建物では防炎カーテンを使用することが定められている。これまで15階建てのマンションにも住んでいたが、知らなかったので防炎カーテンは使用していなかった。恐らくあまり一般的ではないように思える。今回防炎カーテンと火災による人的被害について調べてみた。
確かに部屋の中で火災が起こったときには、カーテンは最も燃えやすいものの1つと思われる。しかも上下に設置されているので火が付くと容易に上部に火が燃え広がるのだろう。これを防止するために高さ31m以上の建物に住む人は、1階居住者であろうとも防炎カーテンの使用が義務付けられている。しかし下のサイトによると、消防法を違反したときの対象者は「措置命令に従わなかった者」となっているため、単なる居住者が対象となることはあまりないのだろうと思われる。このためあまり一般的な知識とはなっていないのだろう。

15階建てのマンションに住んでいた時も、「最近の建造物は耐火性が高いから火事で死ぬことはないだろう」くらいにしか考えていなかった。火事による延焼で家財道具が被害を受けた時のための火災保険には加入していたが、自分の家で家事を出すことはほぼ想定していなかった気がする。
火災による死亡者や負傷者がどの位いるのかを調べてみた。消防白書によると、火災による死亡者数、負傷者数は減少し続けている。平成30年段階で約6000人が負傷して約1400人が死亡しているという数字が出ている。これを多いとみるかどうかだが、自動車事故の死亡者数が現在年間3000人強であることを考えるとそれなりの人数とは言える。下の図は消防白書から転載したもの。


それでは防炎カーテンを使用することでどの程度の効果があるのだろうか。これも上記のカーテン屋さんのサイトを見ると5~10分の延焼防止効果があるということだ。火災が起こって逃げるまでにおいて体が普通に動く人にとってはこの時間はかなり大きいのだろう。幾つかのサイトをみてみたが、建物の高さによらず防炎カーテンを推奨しているところは結構あった。実際に購入してみても、特に価格が大きく異なる訳でもなかった。但し防炎に限定すると数が少ないためデザインの幅は限定されてしまうことにはなる。それでも今後は低層の家に住むことになっても防炎カーテンを使用してみようかな、という気にはなった。
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