宙に浮く? テンセグリティ構造

まるで一部が宙に浮くような不思議な構造がテンセグリティ構造として知られている。これは、テンション(張力)とインテグリティ(統合)を合わせた造語で、宙に浮いているように見える部位は重力と張力が釣り合って安定を保っている。下はAmazonで販売しているテンセグリティ構造の玩具。上の部品はパッと見で浮いているように見える。しかし下の部品とチェーンで繋がっていてチェーンの張力で支えられている。これ以外にも色々と知られているが、構造が複雑になると分かりにくいので、この位単純な方が不思議感が出る。

チェーンの代わりに磁石を使ったものもあるようだ。下はRakunewという販売サイトからものもの。

IMPOSSIBLE TABLE|引っ張り張力・圧縮力を使ったデスクトップディスプレイ「インポッシブルテーブル」
引っ張り張力・圧縮力を使ったデスクトップディスプレイ「IMPOSSIBLE TABLE(インポッシブルテーブル)」のご紹介です。 IMPOSSIBLE TABLE(インポッシブルテーブル)は、連続した張力下の部材と圧縮下の部材で構成される次...

生物の骨格構造も実はテンセグリティ構造ではないか、という説もあるらしい。下は人体骨格をテンセグリティ構造と見なして、外骨格ロボットを構築する研究に関するもの。恐らくテンセグリティ構造は構造を持たせることで省力できるような構造であることから大いにあり得る話のようには思える。

人体の筋骨格構造のテンセグリティモデルに基づく外筋型服ロボットの設計手法の構築
本課題は,柔軟,軽量な服型ロボットの開発を目指した研究である.人間の筋骨格の構造を模倣することで,人間との親和性が高い柔軟な服型ロボットを開発するための方法論を確立することを目的とする.特に,人体の筋骨格構造のモデルとして「テンセグリティ」...

現在はあまり実用的には使えないようで、インテリアやオブジェ、おもちゃとしての利用が多いようだが、生体に使われているのであれば今後は構造技術としても使用が広がっていくのかもしれない。

#テンセグリティ

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